山口哲生のウェブサイトへようこそ!
更新日: 17Jan. 2012
Here is my English website.
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Profile
1971年12月 熊本県熊本市生まれ
2000年〜2004年 会社でサラリーマン生活
2007年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
2007年4月〜10月 ESPCI(パリ市立工業物理化学専門学校)
C. Cretonグループ 博士研究員
2007年11月〜2011年11月 東京大学大学院工学系研究科
物理工学専攻土井研究室 助教
2011年11月〜 九州大学大学院工学研究院
機械工学部門 学術研究員(特任准教授)
(履歴書は こちら にあります)

趣味 スノーボード, ローラーブレード, 自転車
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Research

■研究内容 ゴムやゲルのような,やわらかい粘弾性体の粘着・剥離・すべり摩擦現象 に興味を持っています. このような材料は,引っ張ったり剥がしたり滑らせたりしようとすると, 時空間的に不均一な変形を生じます.不均一な変形を生じるメカニズムや 力学特性との関係は,基礎的にはレオロジー,破壊動力学,地震現象などの問題 として重要であるだけでなく,ゴムやゲルの強靭性の向上,粘着性のコントロール, 高分子材料の成形加工,軟骨を模擬した人口関節の開発など,応用的にも重要です. 現時点では,巨視的な実験や現象論の構築に的を絞って研究を行っていますが, 上記現象にとって本質的な, 多階層性や非平衡ゆらぎの観点も持ちつつ 研究を進めていきたいと思っています.

研究テーマ
- 柔らかい粘弾性体の粘着・剥離とキャビテーションのダイナミクス(実験・理論)
- ヤモリの粘着・摩擦機構(理論)
- ゲルのすべり摩擦におけるパターン形成(実験・理論)
- ゲルを用いた地震のモデル実験
- 吸水性樹脂(ハイドロゲル粒子)の膨潤過程における座屈現象(実験)
- ハイドロゲルにおける水潤滑ダイナミクスの可視化(実験)
■最近の論文 21) M. Morishita, M. Kobayashi, T. Yamaguchi, and M. Doi, Observation of Spatio-temporal Structure in Stick-slip Motion of an Adhesive Gel-sheet, J. Phys.: Condens. Matter. 22, p.365104-1-6 (2010)
22) 山口哲生,森下真年,土井正男,「やわらかい粘弾性体のすべり摩擦現象」,日本物理学会誌, 2011年6月号.
23) T. Yamaguchi, M. Morishita, M. Doi, T. Hori, H. Sakaguchi, and J.-P. Ampuero, Gutenberg-Richter's law in sliding friction of gels, J. Geophys. Res. Solid Earth, 116, B12306 (2011).
24) 山口哲生,「粘着・剥離のメカニズムとレオロジー特性」(解説記事),工業材料,2012年2月号.
25) 山口哲生,「やわらかい粘弾性体の粘着・剥離・摩擦現象」(解説記事),日本接着学会誌(受理済)
26) H. Muroo, T. Yamaguchi, Y. Sumino, and M. Doi, Asymmetry-symmetry transition of double-sided adhesive tapes, submitted.
27) T. Yamaguchi, C. Creton, and M. Doi, A simple model on debonding of soft adhesives, submitted.

(論文リストは こちら です)
■受賞 1) 2006年6月 日本接着学会第44回年次大会 日東電工賞ベスト・ポスター賞
2) 2007年12月 日本ゴム協会第19回エラストマー討論会 若手研究発表の部・優秀発表賞
3) 2010年5月 Journal of the Physical Society of Japan, Papers of Editors' Choice (高田君,土井先生との共同研究)
4) 2011年5月 日本接着学会進歩賞
■最近の研究発表
(山口発表分のみ)
1) 山口哲生,堀高峰,阪口秀,J.-P. Ampuero, 「ゲルのすべり摩擦におけるスロースリップと巨大地震」, 日本地震学会2011年度秋季大会,静岡大学,2011.10
2) T. Yamaguchi, M. Morishita, M. Doi, "Spatio-temporal structures in sliding friction of a sticky gel-sheet", International Tribology Congress(ITC), Hiroshima, 2011.10
3) 山口哲生, 「やわらかい材料のトライボロジー」, 第2回トライボロジー秋の学校, 国民宿舎野呂高原ロッジ,2011.11(招待講演)
4) 山口哲生,堀高峰,阪口秀,J.-P. Ampuero, 「ゲルのすべり摩擦におけるグーテンベルグ− リヒター則と巨大地震」,第10回関東ソフトマター研究会,東京大学,2011.11
5) T. Yamaguchi, T. Hori, H. Sakaguchi, J.- P. Ampuero, "Gutenberg-Richter law and giant earthquakes in sliding friction of polymer gels", ISCS 2011, The University of Tokyo, 2011.12
6) 山口哲生,「粘着剤の引き離しにおける非線形レオロジー」,第21回日本MRS,横浜情報文化センター,2011.12
7) 山口哲生,「ソフトマターのすべり摩擦におけるGutenberg-Richter則と巨大地震」(シンポジウム講演), 日本物理学会第67回年次大会,関西学院大学,2012.03.25

(研究発表リストは こちら です)
■招待・依頼講演
(山口発表分のみ)
国際会議
1) T. Yamaguchi, K. Koike and M. Doi,“Cavitation and Fracture in Soft Adhesives”, 21st COE and Seiken International Conference, Tokyo, 2006.5
2) T. Yamaguchi, ”Non-slip sliding friction of a sticky gel-sheet”, World Tribology Congress (摩擦に関する国際会議),Kyoto, 2009.9
3) T. Yamaguchi, ”Adhesion and sliding friction of soft viscoelastic solids”, JSPS Franco-Japonais Seminar, ENS Lyon, France, 2010.7
4) T. Yamaguchi(Keynote Speaker), ”Non-linear viscoelasticity in debonding of pressure-sensitive adhesives”, WCARP(世界接着会議)2010, Arcachon, France, 2010.9

国内会議・研究会
1) 山口哲生,土井正男,「粘着現象の可視化実験とモデル化」,第1回LSW研究会,北海道大学,2006.3
2) 山口哲生,大亦聡,土井正男,「やわらかい粘弾性体の粘着と摩擦」,分子シミュレーション研究会,東京海洋大学,2007.3
3) 山口哲生,土井正男,「粘着・剥離のレオロジー」,第49回関東地区レオロジー研究会,DICビル大会議室,2008.9
4) 山口哲生,土井正男,「高分子の粘着・剥離ダイナミクス」,第57回高分子討論会,大阪市立大学,2008.9
5) 山口哲生,「やわらかい粘弾性体の粘着と摩擦」,トライボロジー研究会,日本ゴム協会,2009.5
6) 山口哲生,「粘着剥離のレオロジー」,中部化学連合秋季大会,岐阜大学,2009.11
7) 山口哲生,「自然に学ぶ接着」,高分子学会接着と塗装研究会,すみだ産業会館,2009.11
8) 山口哲生,N. Gravish,K. Autumn,C. Creton,「ヤモリの特異な粘着・摩擦機構のモデル化」, バイオエンジニアリング講演会,岡山理科大学,2010.1
9) 山口哲生,「自然に学ぶ:粘着物性とヤモリの粘着メカニズム」,コンバーテック,東京ビックサイト,2010.2
10) 山口哲生,室尾洋行,住野豊,土井正男,「粘着・剥離における非線形粘弾性とパターン形成」, 特定領域研究会,お茶の水女子大学,2010.3
11) 山口哲生,「ソフトマターのすべり摩擦」,リズム現象の研究会,お茶の水女子大学,2010.5
12) 山口哲生,「粘着物性とヤモリの粘着・剥離機構」,高分子学会高分子同友会・総合講演会,化学会館,2010.10
13) 山口哲生,「粘着・剥離のレオロジーと内部変形の動的過程」,粘着テープ工業会・粘着技術研究会,すみだ産業会館,2010.10
14) 山口哲生,「粘着・剥離に関わるいくつかの問題:ヤモリから地震まで」, 日本接着学会・構造接着シンポジウム,工学院大学,2010.11
15) 山口哲生,土井正男,「高分子ゲルのすべり摩擦:地震現象との対応」, 地形のダイナミクスとパターンとその境界領域,九州大学,2010.12
16) 山口哲生,森下真年,土井正男,「高分子ゲルのすべり摩擦におけるスティック−スリップ運動」, つくばソフトマター研究会,東京大学物性研究所,2011.3
17) 山口哲生,「やわらかい粘弾性体の粘着・摩擦現象」,日本接着学会第49回年次大会進歩賞受賞講演, 愛知工業大学,2011.6
18) 山口哲生,「やわらかい粘弾性体の粘着・剥離・摩擦の動力学」,計算紛体力学研究会, 同志社大学,2011.7
19) 山口哲生,「粘着・剥離のレオロジー:剥離特性の制御に向けて」,日本接着学会構造接着研究会, 工学院大学,2011.8
20) 山口哲生,「粘着・剥離のレオロジー」,日本接着学会粘着研究会30周年記念セミナー, 東京大学,2011.11
■所属学会 日本物理学会(新著紹介委員(2008-2010),領域12世話人(2009-2010))
日本接着学会(粘着研究会・産学協同研究)
日本地震学会
高分子学会
日本ゴム協会
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九州大学大学院工学研究院機械工学部門  生体機能設計学研究室
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